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タイムリミットはとうに過ぎている。
あのクロネコみゃー子はどうなったのか・・。 あの日から、家人と《ちょっとだけ》は、 「飼い主さん、来たかな」 とだけは会話するものの、来なかった場合についての相談はしないで時は過ぎた。 事務所での保護はむずかしいという。 そりゃそうだろうなあ、とも思う。 うちでの一時預かり案、スーもまだ子どもだから、なんとかなるだろう。(どうだろうか?) 猫アレルギーをもつ娘のことは・・・それも一時預かりと思えば、なにか方法はあるはずと思う。 わたしが主に世話係りになるであろう。 《シュミレーション》 我が家で一時預かっておく。 飼い主さんを見つける努力をする。(聞き込み、張り紙、ネットなど) で、見つかるとする。 が、その時は情ってものが移ってて、手放すのが嫌になるであろう。 あ~飼い主さんが見つかって良かった~♪ と、すでに思わなくなっているであろう。 家人が交番に書いて置いてきた連絡先には、なんの連絡もないという。 「連絡してくれたらいいのになあ」(by家人) 「交番に行って、確かめてくれば?」(byわたし) 「・・いやだなあ」(家人) 「首輪してたんなら、きっと探し回ってめぐり合えてるよねえ」 「たぶん、迎えに行ったんじゃないかな」 「そうだよね」 わりとオプティミスト的な会話で、〆る。 これしか〆ようがないではないか。 通りすがったが縁と、うちで・・。 でも・・。 しかし・・。 どうどうめぐり。 「たぶん、飼い主さんに会えてる」 「たぶん、そうだよ」 我々は、クロネコみゃー子の運命をこう想像し、この件は〆た。 たぶんの分だけ、ココロイタシ。
by watasinoinusuu
| 2007-01-12 23:46
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