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「おいしいのよ~」 の言葉といっしょに手渡された小ビンには、濃い紫色の液体が。 ご近所さんからのいただきものだ。 よーく見ると、つぶつぶが詰まっている。 赤ワインにレーズンを漬けたものだそうだ。 ラム酒や、ウイスキーにレーズンを漬けたことはあったが、ワインでは試したことがなかったので、嬉しくいただく。 これがおいしい! ワインを充分に含んだレーズンはふっくらふくらみ、噛みごこちもいい。 産まれは同じなのに、かたや絞られる道を選び、また一方は干される道を歩んできた。 そして、ビンの中での再会。 「ずいぶんと絞られましたねえ。形さえ無くすほど」 「そちらは、また随分とおやつれに・・・」 といたわり合い、溶け合い、また別の旨さをかもしだす。 アタシ、これ、白ワインのおつまみにいただています。 口の中で様々なぶどうが出逢うひととき・・・格別ですっ。 【教えていただいた作り方】 安い赤ワイン レーズン(なんでもいい) 小ビンの半分くらいまでレーズンを入れる 赤ワインをビンの口まで入れる (漬けるというより、浸すかな・・) レーズンがふっくらしてきたら、食べ頃! 四日~一週間ぐらい。
by watasinoinusuu
| 2009-02-01 00:44
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