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先週末に母と姉とで、「恒例母娘温泉旅」に行ってきた。
前回の雪にうちふるえた温泉旅を反省し、今回は紅葉の秋に。 と、そう考えるのは私たちばかりではなかった。 宿を予約するのに四苦八苦・・・してくれたのは、姉と義兄さま。 「浅間温泉とれたからね。松本へ行こう」 「うん、そうしよう」 と、なんの不満があろうものか、乗っかる幸せだ。 ヒザが痛い母のために、 ●移動、歩き少々 ●宿の階段は不可。エレベーターがあれば可 ●食事は部屋で なども考慮しつつの宿選びは難儀なことだっただろ。 長野駅から電車で松本へレッツゴー。 松本に着いたら、ちょっとは観光っぽいこともしなくちゃね!と、駅前をぼちぼち歩く。 骨董屋好きの私は、 「ちょっと待ってて」 と飛び込む。 みっけた!がま口! それらは昭和初期のものだという。 古い昔のお札が入っている、生々しいがま口もあった。 たなごころより一回り小さめの茶色のがま口と、すぐ意気投合した私は、 「これ、すきね。とてもほしい、アタシ」 と、来日間もないフィリピン人のような口調になる。 人間興奮すると、片言しか話せなくなるものだ。 店主をつかまえ、 「あたしカネ少ししかない、安くタノムね」 と、早速値段交渉にはしる。 3500円のところを3000円にまけていただき、 「この赤い玉、このがま口にピッタリ。お兄さんいい人」 と、珊瑚の玉(キズあり)をつけさす交渉もする。 接続詞ナシの言葉はわりと強引さが効くものである。 こうして私は、長いこと思い描いていたがま口を手に入れたのであった。 外で待っていてくれた母に自慢気に披露すると、 「え~?そんな汚いがま口がいいの?くれるって言われてももらわないよ」 と、もっともな感想である。 「アンタ好きそう」 とのショートコメントは姉。 その後も、着物の古着屋などのぞき回り、母を疲れさしたところで栗アイスなどでティータイム。 これ以上疲れさせてはならじ!とタクシーで宿に向う。 「はい、温泉温泉~♪」 と、三人そろってどっぷりとあったまる。 年とってもそこは女三人、かしましい。 途中で買ってきた上品味のお菓子などほおばりしゃべり、風呂上がりにはワインを開けしゃべり、夕食の時にもネタは尽きないものである。 「明日どこ行こうか?なにしようか?」 「どうしようかね?」 「もう寝ようか?」 ノープランのまま就寝。 いい!こういうのって! 布団の中で何気なくつけたテレビで「棟方志功」のドラマをやっていた。 これがとても面白く、横になりながら見るからよけい楽しく。 柳宋悦と、棟方志功の関係もかいま見、 『そうだ、明日は民芸館に行こう』 と、寝る前にいただいた一合の日本酒もいいあんばいにぐっすりと眠る夜。 あ~幸せ~。 姉もテレビを見ていたらしく、 「面白かったね、劇団ひとりも良かったし」 と、朝食時に、民芸館行きは決定された。 民芸館にはタクシーで行く。 母連れは、車移動が主となるのはいたしかたないことだろう。 民芸館の玄関のところに、落ち葉とドングリでこしらえた人形がおひな様のように並べて飾ってあった。 細かいところから、どこもかしこも素敵なところだ。 窓から見えるブドウ畑には巨峰が実り、柿の木にも実がこれでもかっ!というほどたわわに。 山々の紅葉が美しかった。 「上高地に行こうよ」 とはいきなりの姉の提案である。 もっと上は、もっと紅葉がきれいだろうと、上高地に向う。 「松本駅」から「新島々」まで電車で、それからバスで行き、山の上の帝国ホテルでお昼を、とのにわかプランを決行だ。 「上高地、はっぱ、とてもきれい。感動」 またもや興奮のあまり、片言思考しかできなくなる私である。 「上」で、「高」な「地」はさすが紅葉さえ大人だ。 私が東京の街路樹などで楽しむ紅葉とは規模が違う。 まいりました・・とこうべを垂れた。 観光客で賑わう上高地の地に着物姿の母、スカート姿の姉&私。 現場にとても似つかわしくない我々であったことだった。 だって行こうって決めたのは、一時間前だし。 帰りはタクシーで。 かっぱ橋など、ウォーキングポイントも車の車窓からとなるけれど、運転手さんが、ビューポイントで止めてくれ、しばしナイスビューとエアーを満喫する。 そんな女三人旅。 今度は、もすこし計画などたてましょか?といい合ったけれど、また次回もいきあたりばったりになりそな予感。 「元気であればどこでも行ける!ダア~」 ボンバイエである。
by watasinoinusuu
| 2008-10-27 21:59
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