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70才からの・・・・・って、いきなり4割アップですが、番外編ということで、ひとつ。
娘の処分品、大量のぬいぐるみをポリ袋に詰め、10時頃ゴミ置き場に出しにいったところ、来合わせた近所の顔なじみの奥さんに、 「それ、捨てちゃうの?□○に持って行けば喜ばれるのに」 と、アドバイスされる。 □○とは、ボランティア団体のやっているリサイクルショップのことだ。 こちとらめんどくさがりの権化のような主婦ホンダ、でもやはり心のすみっこでは、もったいないという気持ちと、後ろめたさ的気持ちもちょいあり、 「□○ってどこにあるんですか?持って行こうかな」 と、後ろめたさが言葉の背中を押してしまった。 話しかけてくれた奥さんはおそらく70才前後であろう。 犬の散歩仲間でもある優しい感じの方だ。 「私も持って行きたいものがあるし、いっしょに行かない?道はわかるわよ。あ、そうそう友だちも持って行きたがってたし、誘ってみるわ」 お昼頃、家の前に集合で、レッツ□○と。 車が一番大きいからと、ドライバーに抜擢された私。 奥さんと、その友だち(以下奥友さんと表記)の大荷物を私の車に積み込み、いざいざとなった。 初対面の奥友さんも同じような年頃と見受けられた。 □○に持って行った物を「納品」したら、あんばい良くランチタイムになった。 「お昼ご飯いっしょに食べない?」 ってなるのは自然の成り行きといえよう。 近くのレストランに三人で入り、「本日のランチ」を注文する。 奥さんと奥友さんは、私に気を遣いつつも、二人共通の話題に熱中するのも当然の成り行きといえよう。 聞いているのも面白いので、にこやかに聞き入る私。 ●薬はね ●病院に ●ボランティアで ●孫が ●太っちゃって 以上の五題がポイントとなっていた。 一時間半、五題が繰り返し掘り下げて語られていた。 ちょっと年上の方の話題を、おおっぴらに盗み聞き出来るチャンスとばかりに、奥さんと奥友を、交互に見つめる私だった。 五題の中で、参加できる話題は・・・・いうまでもない・・・一つだけだったけれど、飽きることなく聞き入っていた。 むしろ好奇心まんまんで。 その年代なりの、中心的話題は必ずあるものだ。 と、ひょんなことから70才前後の方との語らいのひとときを持った。 ちょっと付け加え・・・・。 □○に持ち込んだ荷物、私の持ってったぬいぐるみの一袋だけが引き取り拒否されたのだった。 「ぬいぐるみは、引き取らないことになっているので」 という理由。 奥友さんは、 「だいじょぶよ、私が行っているボランティア団体でぬいぐるみは、東南アジアに送ってるから、そこに持ってってあげるわよ」 といってくださり、友奥さんの家に運び直したのだった。 本日、イケナイことは一つもしていない。 むしろイイコトをしたのだろう、多分。 イイコトってけっこう疲れるね。
by watasinoinusuu
| 2008-02-01 23:53
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