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取調室に入室したのは初めての経験だった。
火サスとか刑事ドラマに出てくる、お馴染みな小部屋の本物は、や~な感じがした。 部屋の扉には、はめ込みの小窓があり、グレーのカーテンが掛っていた。 女子高生の制服にそっくりな、箱ヒダのそれは、長さもジャストスカート丈であった。 流用?まさかである・・・。 私が見つめていた書類のタイトルは「古物営業許可取得に関する留意事項」だ。 骨董屋とか、リサイクルショップの営業をしようとする者が必要とする許可証。 (どうして許可を受けようと思ったのかは、次回、【焼き肉@青山編】に回します) この許可の申請は警察でということなので、出頭、いえ・・・出向いた私なのであった。 焼き肉屋で一もんちゃくあって、器物破損したり、流血したりでの出頭ではないのである。 テキパキと揃えなければいけない書類の説明をしてくれる警察の方は、私の知り合いにそっくりだった。 息子の幼稚園の時の父母仲間、コウキ君のパパに! 私はこっそりと、目の前の警察官を「コウキパパ」と呼ぶことにした。 そうでもしないと、取調室の淀んだ空気に窒息しそうだったので。 コウキパパは、一行一行説明してくれ、「わかります?」「どうですか?」といちいち聞いてくれた。 よほど私が、チンプンカンプンAHO顔をしていたのだろう・・・。 そろえなければならない書類は、 ・住民票 ・身分証明書 (ここまでは分かる私) ・登記事項証明書 ・誓約書 ・略歴書 (どこでどうやって手に入れるんだい?) などだった。 「成年後見人、被保佐人、破産者で復権を得ない者」は、はなから許可を受けられないことになっているので、それを証明するために、登記事項証明書が必要になるということであった。 「言葉の意味を教えてください」 と、始めの一歩から手取足取り状態で、質疑応答を始める。 コウキパパも、またやっかいなオンナが来たなあ・・と思っておられたことだろう。 必要書類の書き込み指定用紙は、「警察のホームページ」から、プリントアウトするようにとのこと、そういう時代なのだろうか。 「どうですか、出来そうですか?」 と、不安そうな顔を向けられたので、 「この許可を取ろうとなさる皆さんは、代行業者さんに頼まれるんですか?」 と、逆質問。 「そういう方もいらっしゃいます。時間がかかりますけど自分でできますよ」 と。 コウキパパにそういわれると、できそうな気がりんりんと湧いてくる私であった。 部屋の空気にも慣れた頃、 「この許可証を持ってるかどうか、調べに行ったりもするんですか?」 と、ホンカンの職務にも立ち入った質問をしてみたところ、コウキパパは、 「う~、それは言えませんよう」 ・・・・・・・・もっともである。 三十分ほどのレクチャーを受け、退出。 グッバイ&サンキュウ!コウキパパお疲れ様でした。 忘れないうちにと、大急ぎで家のパソコン目指して帰宅した。 しかし、こういった説明(案内か?)も取調室を使うのね、警察って。 カツ丼は出ないはずである。 【焼き肉@青山】編に続く
by watasinoinusuu
| 2009-07-22 01:24
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